2025年9月 最新改正情報
1)タイ歳入局 新システム「D-VAT & SBT」導入について
(2025年9月1日より運用開始)
タイ歳入局は、付加価値税(VAT)および特別事業税(SBT)の手続きを対象とした 新しいデジタルシステム「D-VAT & SBT」 を、2025年9月1日より導入しました。
本システムは「納税者中心(Taxpayer Centric)」を掲げ、申告から還付までの一連のプロセスをオンラインで完結できる ワンストップデジタルサービス を実現しています。
主な特徴
登録・登録内容変更、申告、還付申請などを 一元化
手続きの簡素化と処理の 迅速化
利用者に分かりやすい UX/UIデザイン
デジタル管理による 透明性の向上
旧システムとの比較表
| 項目 | 旧システム | 新システム(D-VAT & SBT/2025年9月1日~) |
|---|---|---|
| サービス形態 | 複数システム・複数チャネル | 単一システムに統合(End-to-End) |
| 登録・変更手続き | 書面や非連携システムで処理 | 単一システムで自動連携 |
| 申告・申請 | 複雑で複数プラットフォームを利用 | 中央システムで統一、操作も簡単 |
| 還付審査 | 多部署での書類確認に時間を要す | デジタル審査で迅速かつ透明 |
| 還付処理 | 複雑な手順により遅延 | システム一元化で迅速化 |
| 開発方針 | 分断的で改修が遅い | Design Thinking+Agileで柔軟・迅速 |
| UX/UI | 利用しづらく職員依存 | 納税者視点の設計でシンプル・使いやすい |
| ユーザー参加 | 関与なし | 試験運用・意見反映が可能 |
| 効果 | 効率低くサービスが遅い | 便利・透明・効率的な運用が可能 |
留意点
現段階では、VAT登録に関する一部証憑類の提出について、引き続き紙媒体での対応が必要です。完全なデジタル化に向けて、今後さらなる改善が予定されています。
本システムの導入により、従来よりも効率的かつ円滑な税務手続きが可能となることが期待されています。
*タイ歳入局のWebsiteからアクセスできます。

―免責事項―
本記事の内容は、掲載時点の法令等に基づいて作成しております。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の会計・税務・法務その他の専門的助言を提供するものではありません。会計・税務・法務に関する具体的な取扱いについては、個別の状況に応じてご相談ください。
また、法令の改正や制度変更等により、本記事の内容が将来において必ずしも適用されない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
なお、本記事の内容の無断転載・無断使用はご遠慮ください。